神経痛の原因

神経痛の原因として最も多いのは、脊椎や脊髄、あるいは周囲の変形等により知覚神経が圧迫されることによって生じるものです。
他にも糖尿病腫瘍、薬物、貧血、あるいはアルコール中毒等があります。

これらはいずれも高齢者のみに限って見られる現象でありません。
神経痛は高齢者の病気で若者には縁がないと考えられがちですが、実はそうではなく、若い人でもおこりうるものです。

けれども、年齢とともに軟骨などの機能は低下していきますので、神経の圧迫による関節などの痛みは高齢者に生じやすいのも一般的です。

更に「病気」と述べましたが、神経痛は病気ではないのです。

簡潔に言えば「神経(身体)が痛い」ということになりますが、これは病名ではありません。
これが仮にリウマチによるものとなれば、これが病名ということになります。

「病気ではない」と言われれば、大したことないと思いがちですが、実際はとても痛いもので、食事をする手が痛い、食物を噛んで飲み込もうにも胸の辺りが痛くて飲み込めない・・・こうなれば食事すらもままならなくなります。
痛みで夜眠れないことすら珍しくありません。

今直ぐにでも治してしまいたいと思うのも当然ですが、坐骨・肋間・三叉等の痛みの部位や段階(症状)に応じた適切な治療を行うことが肝要となり、厄介なものほどそれを取り除くのに時間のかかるのが一般的です。

中でも最も患者数の多い坐骨神経痛の場合、薬による治療やブロック注射、手術などもありますが、根本的な治療をするには、日常生活からの改善も必要になります。
運動などによる改善方法もありますが、間違った方法をとると悪化させてしまうこともありますので、医師と相談した上で自分に合った治療法を継続することが大切になります。

サプリメントとしては、ヒアルロンやコンドロイチンなども販売されていますが、あくまで健康食品の扱いになりますので、気休め程度と考えるのがよいでしょう。
効果を考えるなら、整形外科でのヒアルロン注射の方が効果的ともいえます。