ビタミンCの効果と働き
ビタミンCが発見される以前の大航海時代、船の上でもっとも恐れられていたのは壊血病でした。壊血病にかかると、出血しやすくなり、全身に倦怠感がおこって病気にもかかりやすくなります。
航海の途中で船員の全員が壊血病で死亡し、大海原を幽霊船となってただようことになるケースもめづらしくなかったのです。
けれども、この壊血病の原因がビタミンCの不足だと判明されると状況は改善されました。もう、壊血病は解決できない病気ではなくなったのです。
このビタミンCの効果には他にもいろいろな働きがあります。。
- 免疫力の向上
- 細菌やウイルスと戦い、細胞内への侵入を防ぐ
- コラーゲンの生成と補強
- 高血圧の改善やコレステロールの低下
- 鉄やカルシウム、マグネシウムなどの吸収を補助
ある調査によると、致命的な心臓発作がおきるのは、血流中のビタミンCが低くなる早朝に起きやすいとされていますが、そういうのにもよいそうなんです。